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☆南北朝時代貞和頃 山城國長谷部鍛冶「長谷部國重」◆二代國重 冴える相伝互の目乱刃◆生茎在銘 刃長 一尺三寸二分!

登録証
都道府県 千葉県
発行年度 平成17年 
種別 脇指
長さ 40.5 cm
反り 1.1 cm
目釘穴 2個
銘文 表:長谷部國重
裏:
備考
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終了予定時刻 2013-01-14 22:35:00.0
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◆御刀の詳細◆
初代「長谷部国重」は正宗十哲、信国と共に相州伝を鍛え、他の山城鍛冶とは作風を異にし、
御刀は相州伝の長谷部鍛冶の特徴である重ね非常に薄くフクラ枯れた先反りが付く、
南北朝時代の優美な御刀で御座います。

南北朝時代には複数の「長谷部国重」が存在し、正真「二代 長谷部国重」と極められている中にも「三代 長谷部國重」
の作刀が混入し、「国重」の銘も二通りが有り「国」の字の中を「玉」又は「王」に切るものと、稀に「國重」に切った銘が
御座いますが、当作も「長谷部國重」としっかり「國」の字に銘が切られた真面目な品で、
今後の研究が待たれる御刀で御座います。(刀工大鑑の文章を参照)

御刀は相州伝の潤い有るねっとりとした地鉄で大板目肌に大柾目肌交じり、刃文は冴えて湾れ大互の目乱れ刃が
焼かれ棒映り立ち、荒沸付き葉入り金筋・砂流し掛り、初期作と見られる大人しい作風の御刀で御座います。
釯子は乱れ込み掃掛け尖り気味、地蔵風に返る平造の脇指で御座います。

刃長一尺三寸二分を有する在銘産茎(九分区送り)の御刀で、目釘穴も瓢箪形と古く地刃共に極めて健全な御刀で、
姿も良く見事な出来の御刀で御座います。勿論刃切れ・膨れ・小錆などは御座いません。

【種別】「脇指」平造庵棟 上質白鞘入
【銘文】(表)「長谷部國重」(裏) 無し
【刃長】40.5 cm 反り 1.1 cm
【元幅】2.96 cm 元重 0.51 cm
【先幅】2.10 cm 先重 0.35 cm
【重さ】270 g
【 茎 】生茎在銘 丸山形舟底茎 目釘孔二個
【 鎺 】金着一重鎺
【登録】千葉県教育委員会 平成十七年六月交付
※お渡しの品は画像の物となりますが、撮影用刀掛は付属致しまません。

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