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関兼元末流 越前関 脇差 武蔵守藤原兼中

登録証
都道府県 愛媛県
発行年度 昭和37年 
種別 脇差
長さ 59.6cm
反り 0.5
目釘穴 1
銘文 表:武蔵守藤原兼中
裏:
備考
現在価格 -
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残り時間 入札終了 (詳細な残り時間
終了予定時刻 2012-12-27 21:41:00.0
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兼中は、永禄年間頃(江戸初期から中期にかけて)越前一条にて作刀し、後に江戸にも移住した刀工と伝わります。越前は織田信長が平定した後、柴田勝家が入って大規模な築城を行い大きく発展し、それに伴い近江、山城、美濃などから刀工が移住しました、その時の大きな勢力が康継の一派と美濃から移住した越前関と呼ばれる集団です。本作はその越前関派の兼中の作品です。
 本作は、鎬造りに比較的浅い反りが付いた脇差です。地鉄は小板目よく詰み、刃文は小沸のよく付いた三本杉を焼き上げ帽子は小丸に返っています。銘は私見ですが、鏨運びや茎の形などから正真であろうと思われます。長さが59.6cm(一尺九寸七分)ですので、武士が扱いやすい片手打ちを注文したのか、あるいは豪商が所持していたのかもしれません。
状態はサビ身で、物打ち付近に小さな刃こぼれがあります。それ以外の大きな傷や刃切れしなえ等の欠点は確認できません、白鞘に関しましては、ハバキがオリジナルの物ではない様で、柄の鯉口の部分とハバキに少し隙間が開いてしまいます。しかしながら研ぎ上げればきっと満足いただける一口になると思われます。入札の程宜しくお願い申し上げます。
尚、申し訳ありませんが、落札手数料2.625%の御負担お願い致します。

【種別】脇差
【銘】武蔵守藤原兼中
【長さ】59.6㎝
【反り】0.5cm
【目釘穴】1個
【先幅】2.05㎝
【先重】0.5㎝
【元幅】3.05㎝
【元重】0.69㎝
【地鉄】小板目良く詰む
【刃文】小沸出来の三本杉
【帽子】小丸に返る
【形状】鎬造り 庵棟
【茎】生在銘 入山型 勝手下鑢 角棟
【ハバキ】上蓋真鍮に下蓋素銅の二重