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室町末期の名工「金房政次」南都住金房兵衛尉政次:脇差 激レア

登録証
都道府県 愛知県
発行年度 平成18 
種別 脇差し
長さ 37.9
反り 0.4
目釘穴 1
銘文 表:金房政次
裏:なし
備考
現在価格 -
入札総数 -
現在の権利者 -
残り時間 入札終了 (詳細な残り時間
終了予定時刻 2012-12-24 22:03:00.0
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(この金額で落札できます)
落札下限価格 -
自動延長 設定なし
最近、このオークションで購入したものです。珍しい「金房政次」の脇差しです。

「金房派」は金房派は室町末期に奈良に隆盛を見た一派で、手掻の末で切れ味の優れた武用刀を製作した一派です。
この派には、正次、正真、正実、政長、政定、政貞、政次などが居り、「正」と「政」の字を通り字としていることが分ります。
金房派の作品は刀、槍、薙刀などを多く見ますが短刀はそう多くは見ません。
(日本刀随感では金房の短刀について「少なく稀である」とされています。日本刀工辞典では正真(まさざね)の項で「刀、短刀、槍、十文字槍が多い」とされています。)主に僧兵の需要に応じて作刀していたようですので、槍や薙刀など実用刀を多く製作していたのでしょう。
作風は広直刃や腰開きの互の目などで、平高田や末備前に似た物が多くあります。日本刀大百科事典によると祐定や清光風の物が多いため江戸期には奈良備前とも呼ばれて居たそうです。

南都住金房兵衛尉政次は室町時代、奈良の刀工で奈良市子守町に屋敷があったと言い、現在でも奈良 本子守町に「金房辻」の旧名が地元の人に伝えられています。南都(平城京)は宝蔵院流の本拠地で政次は十文字槍を多く作っており切れ味優れており古刀ながら業物とされています。古刀期末期の戦国時代から新刀期に亘って繁栄した一門です。

本刀は、いかにも切れそうな、はっきりした直刃です。ほんの少し鍛えキズ、ヒケ御座いますが 鑑賞には充分です。
拵えも時代物のいい趣です。刀身も拵えも十分楽しめると思います。

 とても気に入っておりましたが、年末に急な事情が出来た為に、売却させて頂きます。
※落札手数料2.625%(内消費税含む)は私が負担します。
※送料と送金手数料のみご負担をお願い申し上げます。
※骨董美術品のためノークレーム、ノーリターンでお願い致します。
 写真にてご確認の上、納得してご入札下さいますようお願いいたします。
※万が一、購入時の金額よりあまりにも不調だった場合はキャンセルさせて頂く事もあるかもしれません。入札して頂いている方に入札のお手間を取って頂き且つ期待を持たせながら、ご無礼をかけると存じますが、その際は、何卒ご了承をお願い申し上げます。拝。