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室町時代、美濃の名工「桑名守大道」脇差し:拵え付 激レア

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終了予定時刻 2012-12-11 22:59:00.0
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最近、このオークションで購入しました。
室町時代の美濃の名工「桑名守大道」の脇差しです。
室町末期から新刀期にかけて、美濃には大道を名のる鍛冶が数工おりました。室町時代の美濃の刀工で有名な「陸奥守大道」がいますが、本作も大道を名乗る名工の一人の作刀だと思われます。

 購入時は刀身に薄錆が全体に入り、拵えは鯉口が壊れ拵えがボロボロでした。購入後に、刀身の錆は落としました。しかし、錆の後は取り去れませんでした。(写真参照)それで、60000台の砥石で軽く荒磨ぎをして、光の乱反射を利用して誤摩化しております。しかし、刃毀れやふくれなどの致命的な欠陥はありません。写真では隠れておりますが乱れ刃紋がキチンとあり、研ぎ師で研磨すれば最高の刀身になると思われます。
 頭・縁・つばには、奇麗な金細工が施されており、それだけでも貴重な一振りだと言う事が伺えます。

 拵えは軍刀用です。鯉口はボタンで柄を止めるようになっております。柄糸を鹿革(芯入り、バックスキンの最高品)に巻きかえておりますので、滑りは無くグリップは最高です。鞘は漆(カシュー)で補強し、軍刀拵えの革は、色の補修を行い「乗馬用の革の鞍」用の革クリーム等でメンテナンスを施しました。傷みは有りますが、時代ならではの「侘び寂び」が醸し出され、いい雰囲気の拵えになっていると思います。
 
 良い銘ですし致命的欠陥は有りませんので、研磨に出して観賞用に素晴らしくなると思います。また、そのままでも「切れ味抜群に仕上げておりますので試し切り」にも、「握りが良いので居合い」にも、良いと思います。

 とても気に入っておりましたが、年末に急な事情が出来た為に、売却させて頂きます。
※落札手数料2.625%(内消費税含む)は私が負担します。
※送料と送金手数料のみご負担をお願い申し上げます。
※骨董美術品のためノークレーム、ノーリターンでお願い致します。
 写真にてご確認の上、納得してご入札下さいますようお願いいたします。
※万が一、購入時の金額よりあまりにも不調だった場合はキャンセルさせて頂く事もあるかもしれません。入札して頂いている方に入札のお手間を取って頂き且つ期待を持たせながら、ご無礼をかけると存じますが、その際は、何卒ご了承をお願い申し上げます。拝。

下記に購入した時の前の所有者の情報を記載させて頂きます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

[種別] 脇指
[登録] 東京都教育委員会 平成24年10月16日交付
[銘文] 桑名守大道
[刃長] 46.4cm
[反り] 1.2cm
[元幅] 2.8cm
[元重] 0.6cm
[先幅] 2.0cm
[先重] 0.5cm
[目釘]  1個
[ハバキ] 銅二重ハバキ