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鑑定書付 大鋒在銘名品【兼永】石黒派美成在銘源氏車紋散縁黒蝋色塗鞘大名拵入 華やかな互の目丁子 二尺三寸 鑑定書付き

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終了予定時刻 2012-12-09 22:15:00.0
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刀 銘 兼永
     銃砲刀剣研究会 鑑定書付


■刀【法 量】
 
      [長] 69.7cm(二尺三寸)
      [反]  0.9cm
      [元幅] 3.0cm
      [先幅] 2.2cm
      [元重] 0.59cm
      [鎬厚] 0.64cm
      [先重] 0.47cm
      [茎長]  21.4cm
      [重量]  747g   
【形 状】 鎬造、庵棟、大鋒。
【 鍛 】 板目肌に、杢目交り、地沸よくつき、地景入る。
【刃 文】 頭の揃った互の目に、丁子刃交り、飛焼かかり、足・葉よく入り、沸よくつく。
【帽 子】 乱れ込んで尖って返る。
【 茎 】 生ぶ、先入山形、鑢目表鷹羽裏切、目釘孔三。
【ハバキ】 金着二重。
■拵【法 量】 
      [長] 99.7cm
      [反]  3.0cm
【 縁 】 赤銅魚子地源氏車紋散金色絵。
【目 貫】 素銅竜図容彫。
【 鍔 】 赤坂鍔蟷螂透。
【説 明】 兼永は、本国大和で延文ごろ美濃に移住し、関鍛冶の祖となったと伝え、その名跡は、江戸時代まで続いています。この刀は、反り浅く大鋒の堂々とした姿で、区送りはされていますが生ぶ在銘の貴重な一振りで、板目肌に、杢目交り、地沸よくつき、地景入る地鉄に、頭の揃った互の目に、丁子刃交り、飛焼かかり、足・葉よく入り、沸よくつく、華やかで出来の良い優刀です。付帯する拵は、殿中差の大名拵で、石黒政美門人 美成在銘の素晴らしい赤銅魚子地に源氏車紋を陽陰に散らした縁に、目貫も素銅容彫、鍔は蟷螂透赤坂鍔の素晴らしいものが付いた名品です。

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