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稀少なる短刀 二代近江大掾藤原忠広

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終了予定時刻 2012-11-11 20:28:00.0
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この短刀は肥前鍋島家御用鍛冶二代近江大掾忠広の稀少な短刀です。
二代忠広は初代五字忠吉、三代陸奥守忠吉とともに肥前刀を代表する名手です。作刀期間長く現存する刀は多いものですが、その技量は肥前本家中では随一ではないかと思われます。また、江戸初期には大小、つまり刀と脇差の作刀が多くなり、短刀は少なくなりますのでその意味でも貴重なものです。本作は鎧通しのような重ねの厚い平造りで、肥前刀特有の美しい澄んだ小板目よくつむ地鉄に、沸出来の刃の高い激しい互の目乱れを焼き上げます。帽子は掃き掛け丸く比較的深く返ります。状態は研ぎ上がりで健全です。出来優れた稀少な二代近江大掾忠広のご推奨の短刀です。入札の程宜しくお願い申し上げます。尚、申し訳ありませんが、落札手数料2.625%の御負担お願い致します。


【種別】短刀
【銘】近江大掾藤原忠広
【長さ】28.2㎝
【反り】0.2㎝
【目釘穴】2
【元幅】2.7㎝
【元重】0.8㎝
【地鉄】小板目よくつむ地鉄
【刃文】互の目乱れ
【形状】平造り 庵棟 
【茎】生在銘 剣形茎尻 勝手下がり鑢目 角棟
【ハバキ】金着せ二重
【登録】昭和27年 文化財保護委員会