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特別保存審査合格品! 末相州の優刀 相州住正次 鑑定団でおなじみ・柴田光男氏鑑定書あります。

登録証
都道府県 静岡県
発行年度 昭和39年 
種別 わきざし
長さ 42.5cm
反り 1.0cm
目釘穴 1個
銘文 表:相州住正次
裏:なし
備考
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残り時間 入札終了 (詳細な残り時間
終了予定時刻 2015-04-25 20:40:00.0
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「相州住正次」

平成26年11月・日本美術刀剣保存協会の審査にて特別保存刀剣に一発合格しました。
※特別保存鑑定書は手元に届き次第お送りいたします。

開運!なんでも鑑定団で有名な柴田光男氏(故人)が鑑定された際に発行された、喘喜堂発行の鑑定証、なんとも流麗なる書で「良刀」と記された鞘書も見ごたえがあります。

もちろんのこと、その魅力は鑑定証や鞘書にとどまらず、御刀自体の出来栄えもその高い評価に一切違わないものであり、その刀身に彫られた「南無大師遍浄金剛」の文字や梵字の彫り物も大変に美しい、非常に価値ある末相州物の平造り脇差です。

長さ 42.5cm
反り 1.0cm
目釘穴 1個

【相州住正次】

新藤五国光~行光~正宗~廣光~吉広と続く相州鍛冶の流れを汲む刀工で、諸説あるようですが神奈川県藤沢市に住していたといわれる国次(永正/1504~1520年)の弟に正次がいたそうです。

日本美術刀剣保存協会の資料室で調べてもらったのですが、決定的に現存作が少ない上に資料も大変に少ないそうで、名鑑には他に駿州・島田系の鍛冶に同名の正次の記述がありましたが判然としませんでした。

相州物といえば時代的に鎌倉~南北朝期に活躍した新藤五国光、正宗、貞宗、廣光、秋廣などの刀工の作が高い評価を受けており、室町時代後期の末相州物というと評価が低く見られがちですが、相州綱廣に代表される力量の高い刀工も多数存在しており、この時代の相州物(鎌倉系・小田原系・島田系)の刀工群の研究がさらに進み、評価が上がってゆくことを一相州物ファンとして願います。

●登録書は教育委員会に確認済みです。

●古いものなので小キズ等がありますが、致命的な刃切れ等は有りません。

●落札手数料の2.625%(消費税を含む)をご負担ください。

●入札が少なく希望価格と隔たりがある場合は、やむなく取下げさせて頂く事がございます。

●落札後はキャンセル・返品はお受けできませんので、写真を良くご覧いただきまして慎重なるご入札をお願いします。

●落札後は銃砲刀剣類所持等取締法にもとづき、二週間以内に都道府県の教育委員会に所有者変更の届け出が必要です。必要な書類は同梱致します。