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井上真改の如し 無銘 脇差

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終了予定時刻 2012-11-04 20:26:00.0
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本作は江戸初期から中期、約350年位前の磨上げ無銘の脇差と思われます。比較的反りの浅い寛文新刀のような体配で、板目よくつむ鍛えられた地鉄に、沸出来の湾れ調に互の目交じる刃文を焼き上げます。刃中には足、葉、砂流しが入ります。帽子は掃き掛け小丸に浅く返ります。まさに大阪正宗と謳われた井上真改を彷彿とさせる出来です。また、はばきには前の持ち主がこの脇差に込めたであろう思いの文字が刻まれています。状態は大きな傷、欠点なく健全な研ぎ上がり品です。地刃ともに明るく冴える脇差でありお薦めの一振りです。入札の程宜しくお願い申し上げます。
尚、申し訳ありませんが、落札手数料2.625%の御負担お願い致します。

【種別】脇差
【銘】無銘
【長さ】44.0㎝
【反り】0.7㎝
【目釘穴】1
【元幅】2.7㎝
【元重】0.6㎝
【地鉄】板目よくつむ
【刃文】沸出来の湾れ調に互の目交じる
【形状】鎬造り 庵棟 
【茎】磨り上げ 一文字茎尻 勝手下がり 角棟
【ハバキ】銅一重
【登録】平成2年大阪登録