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鑑定書付 新刀最上作 片鎌槍 南紀重国 於南紀重國造之(検索:太刀・刀・脇差・薙刀・鍔・目貫・縁頭・甲冑・兜) 保証書付き

登録証
都道府県 熊本県
発行年度 昭和五拾弐年 
種別
長さ 20.5センチメートル
反り 0.0センチメートル
目釘穴
銘文 表:於南紀重國造之
裏:なし
備考
現在価格 -
入札総数 -
現在の権利者 -
残り時間 入札終了 (詳細な残り時間
終了予定時刻 2014-10-19 23:57:00.0
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出品者からのお知らせ
小生大阪府在住の刀剣収集家で御座います。研究目的で所有していた収蔵品を放出致します。業者ではなく全て『個人蔵』のためうぶだしの状態が多く掘り出し物も沢山あると思います。文化財として大切にして頂ける御方に御譲りしたいと考えております。
【見 所】

・種別:槍
・長さ:二十・五センチメートル有之
・反り:〇・〇センチメートル有之
・表銘:於南紀重國造之
・目くぎ穴:壱個
・体配:大変珍しい片鎌槍で大振りであるのが珍しい
・地鉄:小板目肌良く練れて地錵が付き綺麗な地金となる
・刃紋:錵出来匂口深く直刃調にのたれが混じり刃中砂流しが盛んに働き金筋が混じる
・時代:江戸時代初期頃
・国:紀州国
・登録:熊本県 第39172号
・外装:本歌の片鎌槍の拵えに入る

【説 明】

「於南紀重國造之(なんきにおいてしげくにこれをつくる)」新刀最上作。南紀重國は紀伊国(現在の和歌山県)の刀工で九郎三郎と称し生まれは大和国である。父・包国とともに駿河で鍛刀したが慶長前期に徳川家康公に召し抱えられて元和五年に徳川頼宣公に従い紀州に移住した。相州伝及び大和伝に優れた作品を数多く残した。本作は大和伝と相州伝とが混じり刃期のある作品で刃中に砂流し・金筋が盛んに働き大変出来の良い作品である。現状未研磨であるが小板目肌良く練れて地錵が付き綺麗な地金で状態も良いため研磨を行うことで見違える大傑作に生まれ変わることは間違いない。肥後(現在の熊本県)の名のある武将の手にあったものであろう。十文字槍や片鎌槍はその形状上研磨に手間が掛かり技術的にも難しいとされるため金銭的な理由から今まで現状を維持してきた。よって入札は必ず本職研磨の当てが有る方のみの参加として頂きたい(巷に多い素人研磨では研げず本職でも断わられることもある)。現存する南紀重國の片鎌槍は大変珍しくおそらく二度と出て来ないであろう。現状葵美術評価鑑定書が付属する。※最低落札価格無しの¥10,000開始とさせて頂きます。落札者様は、落札して購入後、銃砲刀剣類所持等取締法にもとづき都道府県の教育委員会に所有者変更の届出が必要です。