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新刀上作!!最上大業物!『陸奥大掾三善長道 藤四郎 寛文十戊庚年二月日』 二尺二寸五分 疵気なく地刃冴え渡るのたれ調直刃!

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終了予定時刻 2012-10-24 22:35:00.0
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新刀上作、最上大業物、会津虎徹、初代『陸奥大掾三善長道 藤四郎』の『寛文十戊庚年二月日』の寛文年期の切られた産茎在銘目釘穴一個で、銀着せ一重化粧ハバキ、木葉巻上質白鞘に収められた一振りです。

三善長道:三好藤四郎。のちに三善姓に改める。万治2年(1659年)27歳で陸奥大掾を受領。のち江戸に出て据物斬りの名手「山野勘十郎久英」より刃味について奥義を授かる。長道は虎鉄の作風に私淑し、会津虎徹と称されています。

陸奥大掾三善長道は新撰組局長近藤勇が愛用した刀です。元治元年の池田屋事件の褒美として、京都守護職会津候から拝領されました。、幕末の動乱に名をはせた「新撰組」局長 近藤勇が虎鉄とともに愛用し、数多の実戦を経験した近藤勇が命を預ける程の斬味・堅固を兼ね備えた質実剛健なる刀です。

三善長道には山野勘十朗久英の裁断の試銘人の刀があり、その斬味の凄さから、最上大業物に列せられており、会津虎徹の異名に違わない斬味を誇っています。

姿は長道の掟通りの反りの少ない先こけの寛文新刀姿で鎬棟は高く幅広く急角度で手癖が現れており、地鉄は縞地に柾強く流れ、平地はよく詰んだ板目肌、地景蠢いて地肌に活力溢れ、地沸厚く付いて表面白く輝き、刃文はのたれ調の直刃で抑揚のある刃文構成で刃縁に小沸深く付き金線と砂流しが幾重にもかかり焼刃は眩く輝いています。帽子は虎徹の如く横手下で焼き込み細かく直刃で小丸にやや深く返っています。茎は 産茎在銘、目釘穴一個で、朽ち込みも無く、長く丁寧に仕上げられており、鑢目は横鑢で、茎尻は入山形となり、長道の掟通りです。虎徹風の焼刃が冴え物切れの感のある刀です。

種 別 :  刀  刃 長 :  六八.二cm  反 り :  1.0cm  目釘穴 :  一個   銘文表 :  陸奥大掾三善長道 藤四郎  銘文裏 :  寛文十戊庚年二月日       元 重 :  8mm.  先 重 :  5mm.  元 幅 :  3.3cm  先 幅 :  2.1cm  ハバキ :  銀着せ一重化粧ハバキ  

静岡県教育委員会 昭和四拾弐年年参月廿参日交付

成約手数料は落札者様のご負担で宜しくお願い致します。



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