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阿蘇神社所縁 細川藩旧家伝来【伝源清磨】金筋稲妻豊かな焼刃

登録証
都道府県 大阪府
発行年度 昭和58年 
種別
長さ 69,4cm
反り 1,1cm
目釘穴 1個
銘文 表:無銘
裏:
備考
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終了予定時刻 2014-02-01 21:04:00.0
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本刀は阿蘇神社所縁の旧家伝来の伝源清磨です。阿蘇神社へ寄進された一振りで、寄進時の受け付け札が付いています。源 清麿(、文化10年 - 嘉永7年)は幕末に活躍した刀工である。本名は山浦環(やまうら たまき)。初銘は正行、ついで秀寿。兄は刀工の山浦真雄。水心子正秀、大慶直胤と並び「江戸三作」と称された名工。波乱に富んだ人生を送ったことから、新々刀期の刀工の中でも特に人気が高い。文化10年(1813年)、信州小諸藩赤岩村の名主の次男として生まれ、刀工を目指した兄とともに上田藩工の河村寿隆に刀工の技を学ぶ。武士を志して江戸に上り幕臣の軍学者で剣術家でもある窪田清音の門を叩くが、のちに刀工として評価した清音の後見で作刀に専念する。天保13年清音の尽力により一人三両掛け百振りの刀剣講「武器講一百之一」を依頼されるが一振り目を完成させたところで出奔。その年の暮れに長州萩に現れ2年間をすごした後、江戸に戻り清音に罪を詫び、重要美術品に認定されている「(表)為窪田清音君 山浦環源清麿製(裏)弘化丙牛年八月日」の銘がある2尺6寸の豪刀を贈っている。四谷北伊賀町(現在の新宿区三栄町の一部)に定住したことから「四谷正宗」の異名をとった。嘉永7年(1854年)11月14日、42歳で突如として自害。本刀は良く練れて瑞々しい板目肌地鉄に明るく冴渡る互の目丁子乱れが焼かれ、刃中全体に深々とした沸の粒子が砂流しを成し、荒沸が更に被さり沸の妙味に溢れ、刃中大小の金筋 稲妻 二重刃が頻りと現れる傑出なる出来映えであることが掲載写真よりも御分り頂けるものと思われますが、ハバキ元より横手切先帽子にかけて 殆ど絶え間ない金筋 稲妻 豊かな焼刃の変化、働きが目を奪うほどの優れた出来映えとなっており、殆ど掲載写真では網羅させることの出来ない出色なる出来映えとなっています。拵えも素晴らしい肥後蜻蛉と蝶の拵えです。寸分のがたつきもありません。刀身は直近の研磨を施されています。【刀の詳細】   【登録】  昭和58年6月14日 大阪府教育委員会 NO96273 【種別】 刀 【長さ】 69,4cm 【反り】 1,1cm 【目釘穴】 1個 【銘文】 無銘 【元幅】 3cm 【元重】 7mm 【先幅】 3cm 【先重】 6mm 多少の誤差はお許し下さい。【重量】 鞘を払って1000g 刀身のみ 750g 依頼者様は細川藩所縁の旧家とお聞きしています。依頼品の為、骨董品、美術品の為感覚に個人差がありますので神経質な方は入札ご遠慮下さい。落札後のキャンセルはお受け致しかねますので写真をよくご覧になってお願いします。又質問をお受けしますので分かる範囲で誠意を持ってお答えします。 質問欄から質問されますと、仕事の関係上見れない事があり、回答に時間がかかる場合があります。急がれる方は私のアドレスか若しくは携帯までお願いします。bkdat805@rinku.zaq.ne.jp 090-5884-0695よろしくお願いします。・・・・・・・・・・・・・・・・・・(阿蘇神社) は、熊本県阿蘇市にある神社。式内社(名神大社)、肥後国一宮。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。全国に約450社ある「阿蘇神社」の総本社である。古くは「阿蘓神社」とも記された。・・・・・・・・・・・・・・・・・(肥後拵)とは、肥後藩初代藩主細川忠興(以下、三斎公)が創作した拵様式の総称です。三斎公は、当時一級の教養人とされ、茶人としても利休七哲の一人に数えられるばかりか、三斎流の開祖としても有名な人物です。肥後拵は、この三斎公が愛用した拵えを本歌とする、茶道の美意識と伯耆流の実用性が影響した堅牢かつ優美な平常指です。簡素な中にも、侘び・寂びに通じ、武骨に傾かずに一抹の華やかさと品格を留めていることが特徴です。ちなみに、伯耆流の流祖は片山伯耆守久安(慶安三年没)という剣客で、彼は豊臣秀次の武術指南役として参内した際、従五位下伯耆守を受領しました。三斎公とは、馬が合ったと見えて、その後も伯耆流は肥後細川藩に広まりました。肥後拵は、居合に適する様に二尺二寸前後の刀身が多く、柄も短めで両立鼓をとり鮫皮を一枚巻きに黒漆で塗り固めます。柄巻きは、主に鹿皮を用いて巻き上げます。柄糸を用いる場合には、茶系統を用います。巻き方に掟はありませんが、摘み巻きが一般的です。