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☆◆☆ 正真!「井上真改」(菊紋)延宝九年八月日 研ぎ身!出来抜群!☆◆☆ 鑑定書付き

登録証
都道府県 東京都
発行年度 S30 
種別 脇差
長さ 1尺7寸9分5厘
反り 4分
目釘穴 1個
銘文 表:井上真改
裏:(菊紋)延宝九年八月日
備考
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終了予定時刻 2013-07-21 22:21:00.0
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寛永7年、刀工であった井上国貞の次男として日向国木花村木崎にて生まれる。9歳のとき、当時京都に居た父の下に赴き作刀を学び始める。10代の後半には既に一人前の刀工としての力量を示し、20歳ごろには盛んに父の代作を行ったといわれる。作刀は、殆ど大坂で行われた。慶安5年、24歳で父の死去に伴い襲名。飫肥藩伊東家から父同様150石を与えられる。同年中の承応元年、25歳の時に「和泉守」を受領。銘を「和泉守国貞」と切る。寛文元年(1661年)、朝廷に作品を献上したところ賞賛され十六葉菊花紋を刀に入れること許された。この頃より銘を「井上和泉守国貞」とした。寛文12年8月より、儒者の熊沢蕃山の命名で「真改」と改称。銘も「井上真改」と切った。天和2年11月9日、享年53。墓所は大阪上寺町にある。
本作は、菊紋延宝九年八月日の作で、鎬造り庵棟で反り浅く中切っ先、地金小板目肌非常に良く詰み杢入り地にえ細かに良く詰み地景良く現れています。刃紋は相州正宗写。大互の目乱れ。沸が大変暴れて素晴らしい、大変覇気有る刃を焼いており、乱れ刃に激しい金筋を交えた明るい刃文は相州伝の奥義を極めています。大坂正宗と称された所以はここにあります。拵えも江戸時代の物で、縁頭は美濃金具で光仲在銘(秋虫に野花)、目貫は赤銅(人物像)、鍔は鉄げん堂、鞘は印籠刻みで銀の金具は一作で秋の野花です。大変しゃれた拵えが一層華を添えています。旧家に有り薄錆が有ったので研ぎ師に頼んで軽く研ぎ7月の保存審査にだすつもりでしたが、間に合わず刀剣研究会の審査を受け合格しました。業者の手には渡っていません。文化財保護委員会の物で東京都の大名登録です。証書の小林幸信先生は元日本美術刀剣保存協会の常任理事を務められた方です。是非!次の協会審査に出してください。匂切れ・刃切れ・鍛え割れ・脹れ・シナエ・曲がり・再刃は有りません。軽く研いでいますので傷は有りません。素晴らしい真改で正真です。安心して入札してください。オークション手数料の2.625%は落札者様に負担頂いていますので宜しくお願いします。