このオークションの商品は落札されました。
☆後鳥羽院鍛冶 備前國宗吉作 傑出丁子乱☆兼元 平造脇指☆御大名豪華指料 後藤宗家徳乗花蝶文象嵌鞘利壽獅子金具他附大小一腰
都道府県 | 神奈川県 |
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発行年度 | |
種別 | |
長さ | |
反り | |
目釘穴 | |
銘文 | 表: |
裏: | |
備考 | 2本ですので画像にてご確認くださいませ。 |
現在価格 | : | - |
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入札総数 | : | - |
現在の権利者 | : | - |
残り時間 | : | 入札終了 (詳細な残り時間) |
終了予定時刻 | : | 2013-06-28 21:27:00.0 |
開始価格 | : | - |
即決価格 | : | - |
(この金額で落札できます) | ||
落札下限価格 | : | - |
自動延長 | : | 設定あり |
出品者からのお知らせ
特別重要刀剣合格「倫光」
伝兼光折紙付未鑑定品のご紹介
→保存特保同時合格「倫光」
→昨年重要合格→本年特重一回で合格です
3月度審査合格
「水心子正秀 天明二年二月日「」他
おめでとうございます。
特別重要刀剣合格「倫光」
伝兼光折紙付未鑑定品のご紹介
→保存特保同時合格「倫光」
→昨年重要合格→本年特重一回で合格です
3月度審査合格
「水心子正秀 天明二年二月日「」他
おめでとうございます。
- オークションID:WA00017197
- 出品者情報(fuji5005)
- 取引方法(支払い方法)
- その他購入者が負担する手数料
- 送料
- 落札者負担
- 出品者情報
販売事業者 fuji5005 藤井 住所 787-0332
高知県 土佐清水市汐見町代表者名 22-10 ・ 通信販売業務責任者 藤井 幸美 電話番号 0880-82-3023 Eメールアドレス f-5000@cd.wakwak.com
☆御刀の詳細☆
「備前國宗吉」は皆様御存じの通り、「福岡一文字」を代表する最高位の作者であり、
「後鳥羽院鍛冶十二工」の七月を担当された最上作刀工となっています。
「宗吉」の子には、「吉家、吉宗」の名工が育ち、
「吉家」の子である「吉平」も又、「福岡一文字派」の著名工として
宗吉の華やかな作域を踏襲され、一門の名声が博すところとなっています。
本作は約一寸強の区送りが施され、表裏の棒樋は産樋で角留め樋となり
(角留め樋に凡刀なしの例えは言うに及ばず)
太刀銘にて備前國宗吉作の稀少な刻銘が遺されたものとなっています。
光山押形所載の宗吉には、「宗吉作」三字銘の作があり、
現存の百撰として所載されており資料掲載させて頂きました。
本作と同様に銘の上にはやはり角留め樋があり、
また帽子の作域も 「焼詰め風に掃ける」 という記述特徴も正しく合致しており、
焼刃は光山押形所載の宗吉が 「直刃調 小乱れ 小丁子乱」のおとなしい作域に対して
本作はまさしく福岡一文字独特の華やかな変化に富む 大丁子乱れが焼かれ 殊の外明るく冴渡り
ふくよかに焼かれており、加えて、地刃や 樋の中にも 疵欠点、緩み、肌荒れ等も皆無であり、
完成度の高い奇跡の無疵完品となっています。
本作と大小一腰である脇指は 孫六「兼元」 短冊銘の平造脇指であり、
この脇差も後代の三本杉とは異なる 古調なる尖り刃が表裏健全に焼かれ、
刃中金筋頻りと現れる典型的な作域であり、銘も孫六兼元の代表的刻銘となっています。
拵に目を移しますと、本作の収められた産拵は類品を拝見したことない程の優れた象嵌鞘で、
作者は後藤本宗家五代 後藤徳乗の製作された花蝶文がびっしり大小鞘に象嵌された
想像を絶する魁の名品であり、大刀の白鞘には約160、脇指には約150の花蝶文金具がびっしりと
時代鞘に美しく象嵌されており、鞘を指で掌で擦られても球面対に合わせた丸みがそれぞれ作られており、
想像を絶する珠玉の類品見ることの無い傑出なる御品となっています。
差表の大きな牡丹文象嵌中に瓢箪徳利が偲ばされており、その中に後藤徳乗の銘が隠されています。
後藤徳乗は天文十九年生まれで、織田信長が天下を取ってからは、父 光乗と共に仕え、
信長の信頼も厚く、その証として天正9年4月15日に信長より判金分銅の役を
五代徳乗に命じられたことでも理解出来るものとなっています。
信長は武力により天下を平定されましたが、金銀の収集、
金貨幣の制定が中央の統一的傾向に役立つこと、又、分銅はかりも目方同様に
全国に共通した同一軽量を使用することが経済政策上、急務と感じ、
その両方の役目を東山以来由緒ある金工の家系 後藤本家 後藤源次郎徳乗に命じると共に
財務関係の重要な職務も担当させたものとなっています。
その翌年天正10年信長が本能寺で自決した後も、従来の知行について
天正10月15日付で織田信雄と秀吉銘で二通の許状が出されて現存しており、
この徳乗に因って後藤宗家は確固たる盤石な礎が出来たと申しても過言ではなく、
後藤本家の中でも最高の立役者となっています。
本作の柄前金具は縁頭が後藤独特の典型的なる赤銅魚子地龍文揃金具縁頭であり、
目貫も大小一組の龍が際立つ大振りの龍文目貫で
脇差の龍文目貫も波の龍の目貫より更に大きな大小目貫となっています。
高彫彫刻は際立ち、立体感ある鍍金金色の良い産大小目貫となっています。
本作の大小鍔は観瀑漢人図大小鍔であり、木瓜形の外輪には美しい幅輪が掛けられています。
画題は如何にも格調高く、大滝を眺める人物の話し声さえ聞こえてきそうな名品であり
金銀素銅象嵌の垢抜けた手法の際立つ大小名品鍔となっています。
尚、付属の葵文笄は、保存状態頗る際立つ 徳川家御抱工 吉岡因幡介の献上金具と見極められており、
全ての部位に小当たり、剥げ等傷みは皆無で、取り外しの出来る笄のみを以前に正真物と見極められており
大小鍔は勿論の事、拵全体としても価値大なる御品であり、常に傍らに置き、
使用される龍文小柄のみが手擦れのあるものとなっています。
仮に此方を葵文小柄等に備えかえますと、正しく格調高い完品に整えられるものであり、
本作 後藤徳乗製作大小鞘に於いて、数十年後に排出される奈良派の名工 「利壽」製作の
栗形 探り 獅子文金具が加味されており、後藤徳乗製作の大小鞘に静かな花を添える形となっています。
象嵌された蝶菊牡丹には其々繊細な毛彫りが施されており、
脇指鞘の小柄留め瓦部分に欠落が見られますが、此方は元来角製で、
実費二万円にて整えられるものとなっていますので完品復元が可能であり、支障となるものは有りません。
後鳥羽院鍛冶 福岡一文字の最高峰 備前國宗吉の垂涎名刀と、
孫六兼元が大小一腰に収められた求め得る最高峰の内外珠玉大名物名品一腰となっています。
尚、兼元の脇指は元来やや長めの平造り脇指であったものが磨上げられて短冊銘となり
そのまま元来の拵に遺されておりますので、鞘に若干のがたつきがあることを御容赦頂きたいと思われます。
本作はこの極上拵に繋ぎを製作され、大小の御刀は同じく白鞘製作を成されて
内外お分けになられて、それぞれを末代に至るまで大切に保管が成されたい珠玉の逸品となっています。
徳川家伝来の頂点の一腰であると思われます。
宗吉 寸法 元幅:約2.87cm 元重:約7mm 先幅:約1.97cm 先重:約5.2mm
兼元 寸法 元幅:約2.75cm 元重:約4.9mm
※申し訳御座いません落札手数料2.5%と送料のご負担をお願い致します(消費税請求無)
※私共出品の御品には全て刀袋が付属しています。刀剣所持者変更はがき同封致します※
※登録証は各都道府県で、鑑定書付きの場合は日刀保で出品前に照合確認済みです御安心下さい。
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~御知らせ~
○こちらのコーナーでは刀剣類の換金目的委託代理出品を御手伝いさせて頂いております。
≪信頼と実績≫の当方に どうぞ御気軽にご相談下さいませ。≪誠心誠意で賜わります≫
○委託販売・研磨諸工作等について詳しくは御電話かこちらまで御連絡の程宜しく御願い致します。
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「備前國宗吉」は皆様御存じの通り、「福岡一文字」を代表する最高位の作者であり、
「後鳥羽院鍛冶十二工」の七月を担当された最上作刀工となっています。
「宗吉」の子には、「吉家、吉宗」の名工が育ち、
「吉家」の子である「吉平」も又、「福岡一文字派」の著名工として
宗吉の華やかな作域を踏襲され、一門の名声が博すところとなっています。
本作は約一寸強の区送りが施され、表裏の棒樋は産樋で角留め樋となり
(角留め樋に凡刀なしの例えは言うに及ばず)
太刀銘にて備前國宗吉作の稀少な刻銘が遺されたものとなっています。
光山押形所載の宗吉には、「宗吉作」三字銘の作があり、
現存の百撰として所載されており資料掲載させて頂きました。
本作と同様に銘の上にはやはり角留め樋があり、
また帽子の作域も 「焼詰め風に掃ける」 という記述特徴も正しく合致しており、
焼刃は光山押形所載の宗吉が 「直刃調 小乱れ 小丁子乱」のおとなしい作域に対して
本作はまさしく福岡一文字独特の華やかな変化に富む 大丁子乱れが焼かれ 殊の外明るく冴渡り
ふくよかに焼かれており、加えて、地刃や 樋の中にも 疵欠点、緩み、肌荒れ等も皆無であり、
完成度の高い奇跡の無疵完品となっています。
本作と大小一腰である脇指は 孫六「兼元」 短冊銘の平造脇指であり、
この脇差も後代の三本杉とは異なる 古調なる尖り刃が表裏健全に焼かれ、
刃中金筋頻りと現れる典型的な作域であり、銘も孫六兼元の代表的刻銘となっています。
拵に目を移しますと、本作の収められた産拵は類品を拝見したことない程の優れた象嵌鞘で、
作者は後藤本宗家五代 後藤徳乗の製作された花蝶文がびっしり大小鞘に象嵌された
想像を絶する魁の名品であり、大刀の白鞘には約160、脇指には約150の花蝶文金具がびっしりと
時代鞘に美しく象嵌されており、鞘を指で掌で擦られても球面対に合わせた丸みがそれぞれ作られており、
想像を絶する珠玉の類品見ることの無い傑出なる御品となっています。
差表の大きな牡丹文象嵌中に瓢箪徳利が偲ばされており、その中に後藤徳乗の銘が隠されています。
後藤徳乗は天文十九年生まれで、織田信長が天下を取ってからは、父 光乗と共に仕え、
信長の信頼も厚く、その証として天正9年4月15日に信長より判金分銅の役を
五代徳乗に命じられたことでも理解出来るものとなっています。
信長は武力により天下を平定されましたが、金銀の収集、
金貨幣の制定が中央の統一的傾向に役立つこと、又、分銅はかりも目方同様に
全国に共通した同一軽量を使用することが経済政策上、急務と感じ、
その両方の役目を東山以来由緒ある金工の家系 後藤本家 後藤源次郎徳乗に命じると共に
財務関係の重要な職務も担当させたものとなっています。
その翌年天正10年信長が本能寺で自決した後も、従来の知行について
天正10月15日付で織田信雄と秀吉銘で二通の許状が出されて現存しており、
この徳乗に因って後藤宗家は確固たる盤石な礎が出来たと申しても過言ではなく、
後藤本家の中でも最高の立役者となっています。
本作の柄前金具は縁頭が後藤独特の典型的なる赤銅魚子地龍文揃金具縁頭であり、
目貫も大小一組の龍が際立つ大振りの龍文目貫で
脇差の龍文目貫も波の龍の目貫より更に大きな大小目貫となっています。
高彫彫刻は際立ち、立体感ある鍍金金色の良い産大小目貫となっています。
本作の大小鍔は観瀑漢人図大小鍔であり、木瓜形の外輪には美しい幅輪が掛けられています。
画題は如何にも格調高く、大滝を眺める人物の話し声さえ聞こえてきそうな名品であり
金銀素銅象嵌の垢抜けた手法の際立つ大小名品鍔となっています。
尚、付属の葵文笄は、保存状態頗る際立つ 徳川家御抱工 吉岡因幡介の献上金具と見極められており、
全ての部位に小当たり、剥げ等傷みは皆無で、取り外しの出来る笄のみを以前に正真物と見極められており
大小鍔は勿論の事、拵全体としても価値大なる御品であり、常に傍らに置き、
使用される龍文小柄のみが手擦れのあるものとなっています。
仮に此方を葵文小柄等に備えかえますと、正しく格調高い完品に整えられるものであり、
本作 後藤徳乗製作大小鞘に於いて、数十年後に排出される奈良派の名工 「利壽」製作の
栗形 探り 獅子文金具が加味されており、後藤徳乗製作の大小鞘に静かな花を添える形となっています。
象嵌された蝶菊牡丹には其々繊細な毛彫りが施されており、
脇指鞘の小柄留め瓦部分に欠落が見られますが、此方は元来角製で、
実費二万円にて整えられるものとなっていますので完品復元が可能であり、支障となるものは有りません。
後鳥羽院鍛冶 福岡一文字の最高峰 備前國宗吉の垂涎名刀と、
孫六兼元が大小一腰に収められた求め得る最高峰の内外珠玉大名物名品一腰となっています。
尚、兼元の脇指は元来やや長めの平造り脇指であったものが磨上げられて短冊銘となり
そのまま元来の拵に遺されておりますので、鞘に若干のがたつきがあることを御容赦頂きたいと思われます。
本作はこの極上拵に繋ぎを製作され、大小の御刀は同じく白鞘製作を成されて
内外お分けになられて、それぞれを末代に至るまで大切に保管が成されたい珠玉の逸品となっています。
徳川家伝来の頂点の一腰であると思われます。
宗吉 寸法 元幅:約2.87cm 元重:約7mm 先幅:約1.97cm 先重:約5.2mm
兼元 寸法 元幅:約2.75cm 元重:約4.9mm
※申し訳御座いません落札手数料2.5%と送料のご負担をお願い致します(消費税請求無)
※私共出品の御品には全て刀袋が付属しています。刀剣所持者変更はがき同封致します※
※登録証は各都道府県で、鑑定書付きの場合は日刀保で出品前に照合確認済みです御安心下さい。
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~御知らせ~
○こちらのコーナーでは刀剣類の換金目的委託代理出品を御手伝いさせて頂いております。
≪信頼と実績≫の当方に どうぞ御気軽にご相談下さいませ。≪誠心誠意で賜わります≫
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